サンガツ@WWW についてみんなで考える 6/6

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2019.1.11 Fri

サンガツ@WWW についてみんなで考える 1/6

1/23の開催まであと2週間となった、サンガツ5年ぶりの東京公演。この公演が実現した経緯、その背景にある考え、そして活動21年を数えるに至ったサンガツがこれからどこに向かっていくのか。

リーダー小泉篤宏、企画の中原楽(LUFTZUG)・小森あや(TASKO)の3人が、暮れも押し迫った12月、リハーサルの後に高円寺の喫茶店で考えました。

最後まで読んでもまったく公演内容はわからないと思いますが、この公演がどんな思想にもとづいて設計されることになるのかはおわかりいただけると思います。

6日連続更新のインタビュー、ぜひご一読ください。

interview & text : 安東嵩史(TISSUE Inc.)

小泉篤宏(K)
中原楽(N)
小森あや(C)

1/6

——師走ですね。

K そうですね。

——今日はこの直前まで、バンドでのリハーサルだったんですよね。1/23にライブを控えて、どんなムードになっていますか?

K サンガツは毎週末に公開リハーサルをやりながら曲を作っていて、毎週のように新しいアイディアは蓄積されてるんです。ですが、5年ぶりのライブということで、そうした蓄積を「まとめにかかる」という作業をしているのが今ですね。

——意識の上では毎週のリハーサルとは違うものですか。

K 毎週のリハでは、どんどんアイディアは出てくるものの、頻繁にボツにするんです。2〜3ヶ月かけて作っていたようなものも、例外なく。そんな感じなので、新曲も1年に1回新曲ができるかどうか……というペースです。そうやって毎週延々「作ること」だけをやっているのと比べると、ライブという明確な目標があるリハは全く別物です。永遠に終わらない感じが、きちんと形になりますね。

——今回、5年ぶりの東京公演になるわけですけれど。

K とは言うものの、ライブをやるペースとしてはそんなに変わらないんですよね。ただ、この5年は海外での公演だけに絞っていただけで。

——海外に軸足を移していたことに理由はあるんですか?

K リソースを集中したいということですね。メンバーもそこそこ歳をとってきたので、リアルな話、生活のステージが変わったり様々な制約も出たりしてくるなかで、自分としては前々から「絶対に海外ではやってみたい」という気持ちがあったので、やれるうちにやろうと。そうしたら、結果的に国内がものすごく久しぶりになったんです。

——海外での公演というのは、いつ頃から意識されていたんですか?

K 言ってみれば、ギターを弾き始めた頃から、海外でやってみたいとは思ってたんですよ(笑)。バンドでも割と初期からそれは意識してたんですが、なかなか現実化はしなくて。でも、5年前、最初に中国から声がかかって、そこから公演がどんどん決まっていった形ですね。

——上海、ベルリン、北京など様々な都市でライブをするということ自体も新しい体験だったと思いますが、公演形態そのものも様々でしたよね。劇場のようなところでの演奏だったり、施設の中庭でのワークショップ形式だったり。それはどういった意図があったんでしょうか?

K 海外公演では、いわゆるレコ発ライブのように<同じセットでライブハウスを回って、各地で同じ演奏をする>という形は取らなかったんですよ。ほとんどの都市で事前に会場を下見して、その場所に合うように作り込むということをやっていったので。そもそも、会場もライブハウスではない場所ばかりだし。だから、ひとつの街で公演を打つたびに発見があって、その一つひとつがバンドにとっての新しい体験になっていった。その土地と場所に合わせて音を作っていくという経験とスキルが、かなり上がった気がしますね。

——観客からしてみれば、どの会場でも“一回性”の中でサンガツを体験することになるということですね。先ほどのレコ発の話ではないですけど、音楽をレコードやCD、あるいはデータという複製可能なパッケージにして、ある意味、音楽から“一回性”の特別さを剥奪することで産業として発展してきたのが音楽業界だと思うんですが、それとは真逆の意思を感じます。

K ですね。僕らは日本国内でも最近はいわゆるライブハウスでのライブをほとんど行なっていなくて、その論理からそもそも離れていっていた部分がありますし。
 その根底には、音楽が「リリースを打たないとメディアにも取り上げられないし、ツアーも打てない」という、音源偏重主義への気持ち悪さがあった感じはします。45分とか60分の音源という形そのものが今の生活動線にマッチしてるの?という疑問もありましたし。

——けっこうドラスティックな振れかただなとは思いますが、メンバーの皆さんの中で、そこへの戸惑いや疑問、あるいは温度差はなかったんですか?

K それが、ほとんどなかったんですよね。もちろん最初から一枚岩というわけではなく、最初に何かのプランを示したときの受け止めかたは人それぞれでも、じわじわとそれにグラデーションができて、だんだんひとつの方向を向いてくる。もしかしたら、これが毎週みんなで集まって曲作りをしている強みなのかもしれません。

——サンガツの意思決定は、小泉さんが主導しているんですか?

K そうですね……。一応、毎年「年初の誓い」みたいなのは立てるんですけど(笑)。

——そんなの立てるんですね。

K ですね。あとは都度都度「こんなのやろうと思うんだけど」みたいなアイディアは投げて、それで各位の温度感を確かめつつ、フィードバックも受けながら最終的には自分が決めていく感じです。

——民主的ですねえ。一時は「PayPay」に改名の危機まであったのに。
(注:2018年末にキャッシュレス決済アプリ「PayPay」が行なった合計100億円キャッシュバックキャンペーンの最中、小泉はPayPayを使った買い物で2回連続キャッシュバックに当選。「3回連続で当たったらサンガツはPayPayに改名します」と公式アカウントでツイートし、一部のファンを困惑させていた。ちなみに3回目は外れ)

K (笑)。というか、原始共産主義ですよ。ギャラも人数で頭割りだし。

2へ続く

2019.01.23 サンガツ@WWW 公演詳細はこちら

“Sound Performance Platform 2018″___ 2018-02-12

2019.1.3 Thu

“Backfill”___ 2014-08-24

2019.1.3 Thu

“失聲祭夏日祭典 97″___ 2015-07-11

2019.1.3 Thu

“Japan Syndrome”___ 2014-05-26/27

2019.1.3 Thu

“朱家角 草堂”___ 2018-04-30

2019.1.3 Thu

“Sangatsu × Rhizomatiks”___ 2012-02-16

2019.1.3 Thu

“献给微小的灵 (For The Small Ones)”___ 2013-06-08/09

2019.1.2 Wed

“0/7 (Seven Games From Nowhere)”___ 2018-05-05

2019.1.2 Wed

“HAC”___ 2016-02-14

2019.1.2 Wed

“PLAY / CIRCUIT”___ 2014-04-06

2019.1.2 Wed

Sangatsu x chelfitsch 地面と床 / Ground and Floor

2019.1.2 Wed

5つのコンポジション / 5 Compositions

2019.1.2 Wed

静かな生活 / Still Life

2019.1.2 Wed

波 / Nami

2019.1.2 Wed

Sangatsu Remixes Vol.03

2019.1.1 Tue

Sangatsu Remixes Vol.02

2019.1.1 Tue

Sangatsu Remixes Vol.01

2019.1.1 Tue

サンガツ / Sangatsu

2019.1.1 Tue

サンガツのちらしで笛を作る

2018.12.31 Mon

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サンガツ@WWWのちらしができました

2018.12.31 Mon

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掲載情報

2018.12.8 Sat

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2019.01.23 サンガツ@WWW

2018.11.23 Fri

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ウェブサイトをリニューアルしました

2018.11.23 Fri