サンガツ@WWW についてみんなで考える 6/6

2019.1.16 Wed

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2019.1.15 Tue

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2019.1.13 Sun

サンガツ@WWW についてみんなで考える 2/6

2019.1.12 Sat

サンガツ@WWW についてみんなで考える 2/6

1/23の開催まであと2週間となった、サンガツ5年ぶりの東京公演。この公演が実現した経緯、その背景にある考え、そして活動21年を数えるに至ったサンガツがこれからどこに向かっていくのか。

リーダー小泉篤宏、企画の中原楽(LUFTZUG)・小森あや(TASKO)の3人が、暮れも押し迫った12月、リハーサルの後に高円寺の喫茶店で考えました。

最後まで読んでもまったく公演内容はわからないと思いますが、この公演がどんな思想にもとづいて設計されることになるのかはおわかりいただけると思います。

6日連続更新のインタビュー、ぜひご一読ください。

interview & text : 安東嵩史(TISSUE Inc.)

小泉篤宏(K)
中原楽(N)
小森あや(C)

2/6

——今回のWWW公演に話を戻すと、これまでに海外で行ってきたライブの経験を踏まえて、どのようなものにしていくつもりですか?

K 海外では本当に様々な場所でやってきたので、いわゆる音響設備の整ったライブハウスでないところでも実践できるアンサンブルを何種類もストックしてますし、そういうものも全部つぎ込んでいきたいなと思っています。おそらく、ずっと舞台にいるというようなものではないと思いますね。

——今回、主催というか企画はLUFTZUGの中原楽さん、そしてTASKOの小森あやさんのお二人が主導されてますね。楽さんは音楽だけでなく演劇など様々なクリエイションで音響のプランを担当されているわけですが、その視点からどのように今回の公演を作っていきたいと思いますか?

N 私は、今回のライブはサンガツの自己紹介みたいなものになればいいと思ってるんです。

——「改めまして、サンガツです」みたいな。

N そう。WWWって、空間がおもしろいんですよね。エントランスから地下にどんどん降りていって、ホールが大きくて、客席自体もゆるやかな階段状になっていて。この空間を、ただステージで演奏するだけでなく魅力的に使うことができるのは、やはり彼らだろうなと思うので。

——そもそも、なぜこの企画を立ち上げたんですか?

N 私は前々から、サンガツに東京でやってほしいとは思っていたんです。ただ、小泉さんが興味がなさそうだったので黙ってたんですけど。

K (笑)。

N 前にサンガツの制作を担当していた友人の岡村滝尾という女性とも、ずっと「東京でサンガツ、やりたいねえ」と漠然とは言ってたんですよね。でも、それが叶わないまま17年に滝尾は亡くなってしまって。その後、中国公演にご一緒する中で、全6公演でライブ、パフォーミングアーツ、ワークショップとすべての内容が違っているのを見て、改めて「どれか一つの側面だけでない、サンガツのすべての表情を見せる場が必要だな」と思ったんです。その場で「ああ、もうそれをやる人間は自分しかいない」と心を決めて。

——岡村さんはもういないし、小泉さんはやる気なさそうだし。

N そうそう(笑)。それで、うちの社長にも話をしたら「やろう」ということになって、中国公演から入ってくれていた小森さんもそれに乗ってくれて。

C そうですね。もちろんサンガツのことは前々から知っていて、「滝尾さんが制作してるバンドだ」とは思っていたので、自分自身がやることになるとは思ってなかったんですけど。

K 小森さんとは、その前に一度お会いしていて。小森さんが担当されたある公演に行ったら色々と会場を案内していただいたんですけど、その時に「ああ、この制作の人は関わる公演がいいものになる、いい影響を与える人だな」とは思っていたんです。

C ええ!? そんなこと言わないでください……(照)。

K いや、本当に。で、そのあと岡村さんが亡くなって、そのお別れ会でまたお会いして。そこで制作をお願いしたと。

C ですね。沖縄料理屋で催された会でしたね。私はずっと舞台まわりで働いてきたので、バンドというものに関わるのは初めてだったんです。だから「いいのかな……?」と思いつつ、中国にご一緒して。ツアーの最中は必死で、そんなに俯瞰して考えるような余裕はなかったんですけど、後々考えると、そこで本当の意味で「サンガツを知った」という実感がありました。

——具体的には、どういうバンドだと思いましたか?

C いま思い返せば、皆さん、海外公演だからって気負いもなく飄々としてて、そしてその道中でずーーーっと音楽の話をしてましたね。それが、すごくいいなと思ったんです。もともとずっと長くやってるバンドであるということは知っていましたけど、その姿を見て、「続けていくためにどうするべきなのか」ということにすごく真摯な人たちなんだなと思いました。「続ける」ということは、バンドを維持するためにガンガン稼いで、多少無理をしてでもお金を生む仕組みを作ってさらに儲けるぞ!というような業界の論理とは必ずしも関係ないなと。彼らを見ていると「音楽が生まれる」とはどういうことなのかがものすごくわかるし、自分たちで自分たちの首を絞めることなく、気持ちよくそれが続けられるように自ら新しく生まれ変わることを繰り返しながらここまできたんだなということに、すごく敬意を覚えました。音楽のことをみんなで考え続けて、話し続けて、ここまできた。そういう存在がこの業界にあるということそのものがすごく希望であると思ったし、それをみんなが今の日本で見られていないことがすごく悔しかったんですよね。

N そうそうそう。

C これまでにも代表的な作品を残してきたバンドではありますけど、昔の作品の印象でサンガツを語ることは、彼らの現在地を知ってしまった私には、もうできないんですよ。だったら、みんながその現在地を見にきて、知ってくれる場を作るしかないなと。

——なるほど。「最新こそ最良」とは必ずしも言えないかもしれませんけど、「最新こそひとつの真実」ですものね。そのバンドが過ごしてきた時間の、ひとつの真実というか。

C そうですね。その時間、彼らが音楽のことを考え続けてきた時間をぜひ、感じてほしいなと思います。

3へ続く
1を読む

2019.01.23 サンガツ@WWW 公演詳細はこちら

サンガツ@WWW についてみんなで考える 1/6

2019.1.11 Fri

“Sound Performance Platform 2018″___ 2018-02-12

2019.1.3 Thu

“Backfill”___ 2014-08-24

2019.1.3 Thu

“失聲祭夏日祭典 97″___ 2015-07-11

2019.1.3 Thu

“Japan Syndrome”___ 2014-05-26/27

2019.1.3 Thu

“朱家角 草堂”___ 2018-04-30

2019.1.3 Thu

“Sangatsu × Rhizomatiks”___ 2012-02-16

2019.1.3 Thu

“献给微小的灵 (For The Small Ones)”___ 2013-06-08/09

2019.1.2 Wed

“0/7 (Seven Games From Nowhere)”___ 2018-05-05

2019.1.2 Wed

“HAC”___ 2016-02-14

2019.1.2 Wed

“PLAY / CIRCUIT”___ 2014-04-06

2019.1.2 Wed

Sangatsu x chelfitsch 地面と床 / Ground and Floor

2019.1.2 Wed

5つのコンポジション / 5 Compositions

2019.1.2 Wed

静かな生活 / Still Life

2019.1.2 Wed

波 / Nami

2019.1.2 Wed

Sangatsu Remixes Vol.03

2019.1.1 Tue

Sangatsu Remixes Vol.02

2019.1.1 Tue

Sangatsu Remixes Vol.01

2019.1.1 Tue

サンガツ / Sangatsu

2019.1.1 Tue

サンガツのちらしで笛を作る

2018.12.31 Mon

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サンガツ@WWWのちらしができました

2018.12.31 Mon

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掲載情報

2018.12.8 Sat

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2019.01.23 サンガツ@WWW

2018.11.23 Fri

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ウェブサイトをリニューアルしました

2018.11.23 Fri